PROFILE
キョウエ
相方と秘書猫パンジャとの 3人6脚生活・・が、2010年6月14日に息子も加わり、4人8脚に。 足並み揃わずぎったんばったん。 横浜在住、都内勤務。 本家本元サイト JUNKFACTORYもあるでよ。 更に、製作日記は 我楽多工場作業室 にて。ゆるりゆるりと。 そして、鳥頭な自分の備忘録にと 我楽多工場子供部屋も。 twitter始めてみました。 カテゴリ
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貸し船をお願いしたなんちゃらマリンさんは、宿泊地から1時間半かかる。 予約の際に「7時頃から乗りたいんだけど・・」と言ったら「えーもっと早くおいでよ。」と釣船のおっちゃんに言われたらしいが「いや、宿から1時間半かかるんで」「どこ泊まるの?」「えっと四万十・・・・・」「またなんでそんなとこに!!」というやりとりがあったという・・。 まあ、宇和島で釣りをしようとする人は普通江川崎のあたりには泊まりませんわな。 うちらは四万十主体で考えてたもんで・・すんません。 ということで、起床4時、出発4時過ぎ~4時半。貸し船到着6時前を目指していた。 さて。ここで、お酒の翌日への残り方・・へと話はそれる。 我が家で酒量が多いのも酒に強いのも当然相方なのだが、翌日の酒の残り方というか分解力というかは私の方が勝る。 同じくらい酔っぱらって(同じくらい「飲んで」・・では無い。)寝て、次の朝起きたときアルコールチェッカーで調べると私が呼気アルコール濃度が0なのに対して、相方はものすごい数値をたたき出す。 単純に飲んだ量の差とはいえない明確な違いがそこには現れるのである。新陳代謝の違いなのか? ということで、大概翌日の朝早くに運転を控えるときは相方は前日休肝日とする。 私が同行するときは、私が運転手となる。 今回もその予定だった。 なのにーーーー。 前日おっちゃんと楽しくて飲み過ぎ、予定より遅くまで起きてしまったが為に、私の呼気アルコール濃度が数値0を示さないのである。 当然、相方は0どころの話では無いので(思いっきり二日酔いの域)、そこからの私の回復をはかるための努力はすさまじかった。 4時に起きだし、アルコールチェッカーで酒が残っているのを確認してから、シャワー、街灯も無い中、四万十を散歩(さすがにすぐ怖くなって引き返してきた。)・そこからとにかく水を飲む飲む飲む。 部屋の中をうろうろ動き回る。ストレッチを始める。 かくして1時間以上の努力の末、私のからだから前日の毒素は抜け、予定より遅い5時過ぎに出発となったのである。 (※万全を期すためにアルコールチェッカーを持っていって計測しています。数値が出る!とは言っても本人に二日酔いの自覚は無いくらいです。) ここまでの話が長かったか。 とにかく交互通行もありの四万十の山道を運転すること1時間半。 隣でアルコールチェッカーを試してはブザー音を鳴らす相方を横目に見つつ、貸し船屋に着きましたよ。 ふーふふふ。はあはあ。(既に疲れてる) さすがにすっぴん眼鏡だが、もう今日は日焼け止め塗ったらこのまんまでいいや。 独特のコツがあったようで・・・。私にはよくわかりません。見守るだけです。 貸し船屋のおっちゃん素っ気ないんだもの(笑)。聞くに聞けない・・。 何が養殖されているのだろう。 我々が釣り始めた直後に養殖漁師のお兄ちゃんがいけすに餌をざらんざらんまいていて、その直後のいけすの中の狂喜乱舞酒池肉林(?)っぷりったら。 見てるだけで興奮したわ。あそこに竿を垂らしたい。 今日はコマセだそうです。 このイカみたいな入れ物にアミ(エビ)をいっぱい入れて、その下にエビを付けた釣り針を付けます。 仕掛けが沈むと辺りにエビがまき散らされ、それに寄ってきた魚達が針に食いつく仕組み。 底までおとさなければ死ぬほど鯵鯖が釣れるはずですが、今日のお目当ては稚鯛だそうなので、底までおろすんだよ。35m。 35mくらいだと、私もなんとか楽しんで釣れるくらいです。 甘鯛釣りなんて、60mとかで錘もすげー重いから、楽しいけど半分拷問なんだよ。 最初の頃はアミも凍っていてままならなかっただけど、1時間を過ぎた辺りからぼちぼち釣れだしたかなーーなんて思ったら、もうそこからは入れ食い。 棚をとったら、すぐに当たりがある。そこでかかればOK。かからなければすぐに引き上げて餌を付け替えるんだけど、大体かかってしまうのだ。 楽しい。 たまに二本針に二枚かかってくるからばんばん釣れる。 もうこうなってくると堪らない止まらない。 私が下手なのかと思ったが、相方も毎回「針外し」を使っていたから、稚鯛は針をかっぱり飲んじゃう魚なのか、私のみならず相方も釣りが下手なのか、どっちかだと思う。 いつもなら、相方が7割・私が3割くらいだが、今日はとんとんですよー。 私10枚までは数えてたんだから、きっと本当。 そして、相方が鯵を2匹釣ってた。 あと一投か二投あたりで帰ろうか・・・・と言いながら仕掛けを落とした瞬間。 私の竿に衝撃の当たりが。 「え?え?え??」というくらいぐんぐんとずんずんと。 瞬間に「これは稚鯛じゃない!」と思った。 重さが、引きが全然違う。 なんだか私の手に負える魚じゃない感じ。 相方に「ちょ!ちょ!これ、なんか違う。すごい。」と訴えるも 「ガンバレー」と相手にしてもらえない。 相方に言わせれば、釣りはやはり引っかけた人に釣らせてあげたいものだから、何か私に大物がかかったのなら、出来るだけ私に釣らせたかったのだ、・・らしいが、その時点で私の頭の中では「いや、釣りたいけど、そらあ自分で釣って自慢したいけど、これはもう私の手に余るでしょう。無理無理無理ーーーー!!たすけてえ。」 それでもなんとか1人で格闘していたら、見ていた相方が「あ。これは本当にさすがに無理かも知れない」と思ったかどうだか、途中から替わってくれのだが、やはり相方でもなかなか一筋縄ではいかないご様子。 「うーーーん。この竿じゃあ無理かもなあ。」と言いながら竿を操る相方。「・・でも、せめて魚の種類だけでも知りたいよな。」 10分15分も格闘したろうか・・・・・ 「もしかしたら鮫かもしれないよ。」 姿が見えた! 白い物体。 相方の言う通り、鮫かとも思った。しかし上がってきた体は座布団のよう・・。 エイ?(がっかりしたくないので、悪い方悪い方へと想像するようにしている) 「シマアジだ!」 うわーーーー。すげーでかいシマアジだ。 しかし水面に姿を現しながら全然弱る気配を見せないシマアジ。 竿もしなりにしなっちゃって仕掛けの天秤に糸も絡まっちゃって、にっちもさっちもいかない状況で相方が格闘しているのをタモを握って見守るしかない私。 あーーーーシマアジ釣ってえ、釣り上げてええええええええーー。と祈った瞬間、「ぷっっ」と音にならない音をあげて仕掛けから糸が切れた。 ああああああああああああああああああああああああああああ。ばれたああああああああああああああああああ。 キョウエノリコ、人生最大の魚を逃がしました。 後半相方がやってくれたのですが。 興奮した私の目には1mにも及ぶように見えたシマアジですが、魚を目測することになれた相方によれば「それでも70cmくらいはあったんじゃない?」だそうです。でかかったよ。銀色の座布団のようだった・・。 んーーー。この時はもう悔しくて悔しくて地団駄だっだのだけど、今思うとあの興奮と引きを体験できただけでも良かったのかな。 いやー、今までにも楽しい釣りはいっぱいしてきたけどこれほどアドレナリンが出たのは初めてだった。 下手ながらも、釣りはやっぱやめられないかも。 そしてこのあと、さすがにもう釣りを続ける気になれず。 また、エンジンかけるのに苦労してたけどね。 そして、釣りを終えて食べたチェーン店のさぬきうどんの美味しくないこと(笑)。 だから、嫌な予感がするなあ・・と思ったんだってば。
by kyoe_noriko
| 2009-08-31 05:14
| 2009 四国旅行
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