PROFILE
キョウエ
相方と秘書猫パンジャとの 3人6脚生活・・が、2010年6月14日に息子も加わり、4人8脚に。 足並み揃わずぎったんばったん。 横浜在住、都内勤務。 本家本元サイト JUNKFACTORYもあるでよ。 更に、製作日記は 我楽多工場作業室 にて。ゆるりゆるりと。 そして、鳥頭な自分の備忘録にと 我楽多工場子供部屋も。 twitter始めてみました。 カテゴリ
全体 日々徒然 家ごはん 外ごはん おやつ・おみやげ ごあいさつ 登場人物紹介 旅行 版画 yoga 大阪旅行 秋田旅行 so 2006 四国旅行 2008hawaii旅行 2009 四国旅行 2010伊勢志摩 2013バリ旅行 僕らの酒 鑑賞・読後 料理教室 およばれ・ホームパーティ 未分類 以前の記事
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
私の会社の所長(私のボスのお兄さん)は、高級フレンチとか、高級懐石料理とかいったものが好きな方で、度々そういった「有名店」での食事会、というものが開かれる。
私の立ち位置というか、そういうのがなんちゅーかほんちゅーか、微妙なので、あまりそういう食事会には参加しないのだが、今回はホワイトデーのお返し、という名目であったので、図々しくも行って参りました。 東京・芝とうふ屋うかい。 東京タワーの真下にあります。 前回、鉄板焼きのうかい亭に連れて行っていただき、そのホスピタリティーにいたく感激したのです。なので、こちらの「とうふ屋」の方も興味津々。今回、連れて行っていただける場所がここだった、というのも参加を決めた理由であります。 うかい亭はどこもそうですが(銀座の店だけは違うか・・)、どこも立派なお屋敷仕立て。ここも紅殻壁麗しく、あちこちに配されたお庭も美しい、大層な建物。入口から、個室まで通される訳ですが、あまりの広さに「これは戻ってこられないのではないか」と怯えるほど。 「トイレには行かない方がいいやもしれぬ・・・・。」(実際は個室の前にちゃんと洗面所がついているわけでした。ぬかりない。) 室内に通され、まず、皆の口から出た言葉が「窓(ガラス)が綺麗・・・・。こんなに大きなガラスなのに・・・。」。庶民です。泣きたくなるほど庶民です。 そして、飲み物を各々頼み、待つこと・・・・待つこと・・・・・30分。 うーーんん。これはちょっと計算外だったかしら。お屋敷だからかしら。 待てど暮らせどビールがこない。でも、給仕をしてくださる店員は、大層感じがよいのだよ。そのへんはしっかりうかい亭のホスピタリティー。 先付 「水茄子 花背豆腐」 花背豆腐は、にがりではなく、海藻(寒天ではないのですが、似たようなものです。とは店員さんの弁)で固めた豆腐。 さらっとしただし汁で冷やしすまし汁風かしらと思ったら、とろみがついてました。 上品だなあ。 八寸 「鮑柔らか煮 ふくさ玉子 鯛小袖寿し 石川芋みたらし 小柱磯辺和え」 始めは、左のような状態で持ってきてくれて、各々の皿に給仕してくれます。テッセンの花と、ホオズキ。こういうのがうかいっぽいのかしらん。 私が一番気に入ったのは「鮑柔らか煮」。美味しいざんす。 進肴 「あげ田楽」 これが美味しかった!! しっかり厚めの揚げに田楽味噌を塗って焼いたモノに、極薄に切られて水にさらされた小口切りの葱をてんこ盛りにして、獅子唐と共に、くるりと巻いていただきます。 揚げの味もさることながら、田楽味噌がまた旨い。薬味系が大好きなので、皆が取り分けた後の残った葱も足して、まさに「山盛りてんこ盛り状態」にしていただきました。 日本酒がつるつると喉を通っていってしまいまするよ。 ちなみに写真を撮り忘れたのですがここの名物(?)は竹筒に入った日本酒です。 さらりとした味の日本酒にほのかに竹の香りがつきまして、これまたつるつるつると・・・・・。 ああ、お酒だけ自腹でも良いから、どんどん注いでしまいたい。などと不届きなことまで考える始末。今日はTPOをちゃんと考えまして、おとなしーーーく飲んでおります。はい。大人ですから。 造り 「本日の港より」 やはり日本料理となれば刺身ははずせないのでしょうね。 んでも、他に比べたらパンチ不足かしら。白身は多分鱸???私、魚は姿で出て来てくれないとよくわからない人なので、自信がないけど、多分そんな気がします。 椀 「鱧湯引き しめじ茸 青柚子」 この辺ですでに、お腹一杯になってきています。弱すぎ、最近の私。 なので、汁物でインターバルなんだか、水分過剰で(元々食事中に多量の水分(アルコールに限らず)更にお腹がぱんぱんに。 このぱんぱん状態に、鱧の上の梅肉の酸味が嬉しい・・・・(ああ弱い弱すぎる)。 これが名物だそうです。 だし汁などで味を付けた豆乳にとうふを浮かべた鍋。 さすがに名物だけあって大層美味しい。特に出汁(豆乳)が。 ああ、もうぽんぽこりんな上に又水分を入れてしまって、自分でもわかるくらいにお腹が突き出ています。揺らされたらやばい。 注ぎ分けた残りの出汁を「宜しかったら、お代わりを」といって店員さんが置いていってくれましたが、どうにもこうにも食べられない。口は求めているのに、身体が(腹が)無理という。 強肴 「芝治部煮」 豚の角煮。脂身のところがかりっとして、肉は軟らかくとろとろで、餡に辛子がしっかり入っていて(溶かしてないところが又良い!!)すごく美味しかったのだけれど、もうここでギブアップ。 心の中でひっそりと白いタオルを投げる。 御食事 「江戸前穴子せいろ蒸し 味噌汁 香の物」 ・・・・・・・。 甘味 「葛きり」 甘いモノは別腹・・というわけではないのですが、さらさらするりっという食感に惹かれて食べてしまいました。 お店の方は「100%葛です」と葛きりの方に重きをおいて説明されていましたが、私がびっくりしたのは、黒蜜。 さらりとしていて、美味しかった。 東京タワーが大変綺麗。 でも、見上げるのすら苦しい。
by kyoe_noriko
| 2006-07-20 11:27
| 家ごはん
|
ファン申請 |
||