PROFILE
キョウエ
相方と秘書猫パンジャとの 3人6脚生活・・が、2010年6月14日に息子も加わり、4人8脚に。 足並み揃わずぎったんばったん。 横浜在住、都内勤務。 本家本元サイト JUNKFACTORYもあるでよ。 更に、製作日記は 我楽多工場作業室 にて。ゆるりゆるりと。 そして、鳥頭な自分の備忘録にと 我楽多工場子供部屋も。 twitter始めてみました。 カテゴリ
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かつて川崎のオードリーと言われた美人義母が還暦を迎えましたので(って書いたら怒られるかな。でも書いちゃえ。)、大進でお祝いをば。
普段行けないようなお店でお祝い、というのも考えたのですが、今回は義妹がはちきれんばかりのぱんっぱんの臨月ですし、甥っ子ガジロウもまだまだ遊びたい盛りですし、多少のわがままも許してくれる、我が家の第二の客間である「大進」へ。 ここなら、食後我が家でまったりすることもできますし。 大進は小さいお店ながら、ちゃんと二階に座敷があるのです。といっても、私初座敷。ひょいひょいと階段を上がると、上座には、女将さんがパソコンで作った「○子さん還暦祝い」の垂れ幕(垂れ幕?ま、いっか)。毎度毎度、お心遣い痛み入ります。 相方発声のもと、持ち込みをさせて頂いたシャンパンで乾杯し、記念品贈呈なども行ってにぎにぎしく参りますよ。 先付三品。 卵焼き・いくらおろし・トコブシ トコブシの肝がしっかり大きくて、肝好きの私はこれを舐めるようにちびちびと。肝好きってえのは、あれですかね。普段肝臓を酷使している罪悪感から来るんでしょうかね。 ここで、相方が「あ!俺、下にちょっと行ってくるわ。大変なことに気が付いた。」というので「何よ?」と聞いたら「俺の箸が無い。」。そして立ち上がった相方の足下には「おてもと」。 やだよ、この人は。落としてるんじゃないですか。自分で。 長芋の酢の物。長芋素麺とでも言った方がいいのかしらん? で、大進の大将、女将さん、この上にのっていた肝(?)は何でしょう。この肝だけゆっくり味わって、何かを見定めようと思っていたのですが、長芋をつるつるっとすすった瞬間に全てが私の口の中に一遍に入ってきてしまって渾然一体となり、「なんだかわからない。でも美味しい。」という似非グルメ感満載の感想しかなくなってしまいました。とほほほほ。 なんだなんだこれ。すっごい豪華じゃないか。 予算から予想していたより、かなり豪華です(笑)。素晴らしいっっ! 青魚至上主義の私としましては、しめ鯖に軍配をあげたいと思います。義弟一家は、蟹に狂喜乱舞しておりました。 遊ぶことに必死の甥っ子と、甥っ子に振り回されて食事もままならない義妹の為に、義弟がひたすら蟹の身をほじっては、取り皿に山盛りにしておったわけですよ。おお美しき家族愛。 そして、そのあと私の隣に座っていた義弟が「ねえ・・・」と差し出した割り箸の先を見て、マジで吹き出してしまいました。この祝いの席で口中にあったしめ鯖が飛び出るほどに(実際ちょっと・・・・もごもご)。なんでって、箸の先が鋭利に尖ってて。 蟹の身ほじくりすぎて、義弟の箸ったら削れて鉛筆みたいになってるって、どんだけ真剣にほじってるんですか。箸を自分で落としておいて気が付かない相方と、目の前のことに一生懸命になって箸の先がとがっても気付かなかった義弟。性格が真反対とよく言われるこの兄弟ですが、なにか逆らいがたいDNAの結びつきを感じるよ。 海鮮サラダ。ここでもしめ鯖が美味しい。お寿司屋さんでサラダ出してくれるの、嬉しいなあ。 寿司屋の海鮮がのったサラダと茶碗蒸しは、メインではないけれど、さりげなく美味しい脇役で御座いますよ。 甘エビ大好きなガジロウの為に頼んだ、甘エビ刺し。 こんなデカイ甘エビ初めて見た、という義弟などが、「これ甘エビじゃないだろう、ボタン海老だろう」と大騒ぎしておりましたが、いえいえ、コレは甘エビですよ。 見事ですなあ。そして、これに狂喜乱舞してがっつりがっつり食べていたガジロウは調子に乗りすぎて、その後出て来た「お子さま寿司」をよくかまずに飲み込み、海苔の端っこが喉にはまりこんで悶絶しておりました。還暦のお祝いにしめ鯖吹き出した嫁が言えるこっちゃあありませんが。 我々が最近、開眼したのを知っていて出してくれたのか、かますの酒塩焼き。これは美味しいのよ。しかも切り身でこれですからね。いつも此処で出てくるカマスの大きさにびっくりします。 更に、我々夫婦に対する挑戦状ともいうべき鰻の蒲焼き。 天ぷら。 海老と穴子と茄子とエリンギ。塩で食べる。 ここで、また面白い事件が。 義弟、蟹の身を必死でほぐした後に「蟹味噌は俺に楽しませて。後で日本酒頼んで注ぐから。」と、うっきうきのにっこにこで大事に大事にとっておいたも、それは蟹の頭。 そこに義母が、食べた後の海老の尻尾をぽこんと捨てるのを見てしまった。 あははははははは。 思わず「おかあさん、それ、○○さん(義弟)が、ずっと楽しみにしてた蟹味噌。」と言ったら、義弟が「あああああああ!しかも他のモノも入ってる~~~~~!!!!」 そこで義父にやり。ああ、お義父さんも犯人だ。 「ごめーーーん。私、蟹味噌とか駄目だから、食べるなんて考えもしなかったぁ。」と笑う義母。大変キュートだ。それを見つつ、義父はただひたすらにやりにやり。 まあ、正直言って、わたし、もう入らないのですが、それでも食べた。だってこのラインアップ。 中トロにカツヲにイカに穴子にコハダに海老。 ここのコハダは美味しいんだよ。 ところで、私の穴子皮目が上を向いていましたが、これはこういうもんなのかしら。 もう皆様、この大盤振る舞いにお腹が一杯。義弟が「かあちゃん、俺の中トロくわねえ?」と渡したところ、義妹が「おかあさん、私の中トロもあります。」と皿を差し出した。 ・・・・・・・・・ 義妹よ、それはカツヲだ。 駄目だ、皆、おかしいよ。面白すぎだって。 甘エビのおみそ汁。実は私は甘エビは身より、この頭でとった味噌汁が好き。 うまあい。 。乾杯用のスパークリングワインは、ヴーヴクリコ(だっけ?)のセカンドラインみたいなグリーンポイント。 マテウスロゼが好きなお義母さんの為に、ポルトガルのロゼ。 それとガジロウの為の子供びぃる。 ・・・・・そして日本酒を山ほど。浴びるほど。 この後、我が家で宴会第二弾。 ウヰスキーやらなんやらでちびちび飲む。 この日は義母のお祝いだったのに、気を遣ってくださった義母が、我々にもプレゼントを用意してくれた(本末転倒ともいう。お義母さん有り難う。)。 じゃん。 「ひかえおろう!頭が高い!!」中味は我々の大好物ウヰスキー「白州」に御座います。 (後ろに写っているのは相方ブラザーズ。) 更にこの後、ガジロウの熱烈なラブコールにあって、家の目の前の公園に連れて行かれ、追いかけっこやら、雲底やら、鉄棒やら、砂場やら、ぐるぐるぐる走り廻されて・・・・・吐くかと思った。 女三十路にして調子に乗って飲んだ後に逆上がりなんかしちゃあいけねえよ。終わったあとも天と地がぐるぐる回ったぜ。1回転しただけなのに、頭はぐるぐる10回転だ。 さすがにお腹が一杯でお腹が一杯で、夜は何も食べずに7時半には床についてしまいました。 早すぎ。普段7時半に目覚ましをかける相方は、明日のために目覚ましをONにした途端にピピピピピピピピピ・・・と鳴り出され、「早すぎて、目覚ましも仕掛けらんねえ・・・。」
by kyoe_noriko
| 2006-09-24 21:04
| 外ごはん
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