PROFILE
キョウエ
相方と秘書猫パンジャとの 3人6脚生活・・が、2010年6月14日に息子も加わり、4人8脚に。 足並み揃わずぎったんばったん。 横浜在住、都内勤務。 本家本元サイト JUNKFACTORYもあるでよ。 更に、製作日記は 我楽多工場作業室 にて。ゆるりゆるりと。 そして、鳥頭な自分の備忘録にと 我楽多工場子供部屋も。 twitter始めてみました。 カテゴリ
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宿から駅までの循環バスを利用して小淵沢駅まで。
そこからてくてくと5分ほど歩くと、こんな渋い面構え・・・じゃない店構えの鰻屋さんがあります。 鰻釣りシーズンを目前にして、鰻の蒲焼きの予習をしましょう、ということで、小淵沢では大変美味しいというこちらのお店へ。関東からもわざわざ食べに来るお客さんが居るという名店だそうです。 看板の文字や何かが大層可愛い。アートディレクターが背後に居るんではないかしら。それか地元出身のそういうアーチストに頼んでるとか。とにかくただ者ではない可愛さ。 こちらのお店はこの「かめ塩のうなぎ」というのが独自の商品だそうです。登録商標、という文字に思わずシャッターを押す、特許業界下っ端歴10年の女。 オレンジ色ののれんがかかれば、開店の合図。 オンシーズンは開店時間には既に列が出来るという店らしいですが、GW前の金曜日、今日はすんなり入れます。 ちなみにこちらのお店、全席禁煙です。お手洗いの隣に引き戸で区切られた喫煙スペースがありました。店内は、太い梁が巡らされた素敵な座敷。昭和2年(1927年)からの建物だそうですよ。井筒屋さんの先祖はこちらで和菓子屋さんを営んでいたとか。 いいなあ、古民家。実はいつか古民家に住むのが夢であります。 「200円で鮪ブツが付きだしになりますが・・・」とわざわざ聞いてくれるのが嬉しい。 鰻は、オーダーが通ってから蒸すので、20~30分は焼き上がるまでに時間がかかる・・と聞いていたので、その間のビールのあてにいただくことにしました。 これをちまちまつつきながら、周りのお客さんの所に出される鰻を見ては、相方とテンションをあげていく。今日はどうやら近隣のお客さんが多い様子。 2世帯3世帯の会合や、仕事仲間の集まり、といったここの様子を見知った雰囲気のお客さんらしき人達は、さくさくさく、と鰻以外のものも頼んで、長っ尻仕様。 我々は今日は鰻とがっぷりよつに組むつもりなので、地鶏やナニヤカヤに激しく惹かれながらも、鮪ブツだけでぢっと待つ。待つ待つ待つ。 まずはかめ塩のうなぎ。 こちらは、井筒屋さん特製の山椒塩のかかった白焼き。早速頬張ると、ふっくらふくふく。どうやらこちらのお店の鰻はしっかり蒸し上げて、脂を落とし、さっぱりふわふわで仕上げるタイプのようです。ああ、私が作る粗野な鰻と対局ですわ。 上品だなあ。 ちなみにお盆の左上、心太つきが出ていますが、これには檸檬が入っていて、好みで檸檬を搾って食べられるようになっているようです。今回は檸檬無しで結局頂いちゃいましたが。 おひつにたっぷりのざく切り鰻。 しゃもじにこんな紙が巻き付けてあります。 「一杯目はそのまま茶碗によそって食べてください。 二杯目は薬味をうなぎめしに混ぜてどうぞ。 三杯目は薬味とだし汁でうな茶として召し上がってください。 ◎食べ方は多種多様ですお楽しみながらお召し上がり下さい。」 ガッテンだ!! 相方の分もお茶碗をもらって、銘々好きに食べますよ。 一杯目は鰻ごはん。 二杯目は薬味でもりもり。 三杯目は、だし汁をたっぷりと。 これも、大層上品な鰻。ふわふわ。 二人でこれまたぺろり。普段は夕食時にご飯を食べないとかなんとかいいつつも、こういう丼ものとか汁書けご飯っていうのは、もうご飯じゃなくて立派な「つまみ」ですから。 美味しい、いくらでも食べられる。矢でも鉄砲でも持ってこい、ってんだ(意味が違う)。 うん。やはりここの鰻は大変上品。 とても美味しい。これだけの品で鰻もたっぷりで手をかけて作ってあって、この値段は安いなあ。それに、店の雰囲気。店員さんの雰囲気もすごくいい。ここはとてもいいお店と見た。近所にあったら通いますね。 こちらのお店、ネットで調べると「ここのが一番」みたいな記載も沢山拝見しました。実際、美味しいと思う。間違いなく私はここに又来たいと思うもの。 ただ、相方と私はもっと野趣あふれるがっつり脂で出汁もがっつり濃いめ、というのも捨てがたいタイプなので、ここが一番!とまではいきませんが。別物なのよね。どっちも美味しい。 なので、ふわふわの鰻が食べたい方は是非。 店の入口のこの看板。この格式張らない感じがすごくいい。店員さんもそういう姿勢で鰻専門店というとちょっと緊張してしまう貧乏性の私も気持ちよく楽しめた。やはりお店って接客あってなんぼでしょう。 勝手口さえもこの可愛さ。 くううううううううううう。
by kyoe_noriko
| 2007-04-20 20:42
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