PROFILE
キョウエ
相方と秘書猫パンジャとの 3人6脚生活・・が、2010年6月14日に息子も加わり、4人8脚に。 足並み揃わずぎったんばったん。 横浜在住、都内勤務。 本家本元サイト JUNKFACTORYもあるでよ。 更に、製作日記は 我楽多工場作業室 にて。ゆるりゆるりと。 そして、鳥頭な自分の備忘録にと 我楽多工場子供部屋も。 twitter始めてみました。 カテゴリ
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料理好きな私にとってのバイブルが「大きな森の小さな家」であるように、釣り好きな相方にとってのバイブルは「釣りキチ三平」。 三平に憧れ、三平の釣る様々な魚に思いを馳せ、魚紳さんにしびれ、愛子姉ちゃんにときめき、一平竿を切望した・・・。そんな相方が尊敬する矢口高雄氏がプロデュースしたこの美術館は、秋田旅行を決めたときから、相方が真っ先に挙げた「行きたいところ」。 私も相方と同世代ですから、釣りキチ三平の世界に疎い訳では御座いません。テレビアニメも観ていたし、相方に無理矢理三平全巻読まされたし(人物関係はともかく、釣果についてはちっとも覚えていないが)、なにより、私、まんがっ子ですから。 将来の夢は漫画家!などと熱く語った小学生時代を経て、今、ただの それに、渋好みのあてくしといたしましては、実は矢口高雄の師匠にあたる白戸三平(カムイ伝やらサスケやら)のファンですから。原画見れるなら、いくべさーー。 ええ。ええ。写真を見ての通り行って参りました。まんが美術館の看板に三平がいるので感動しました。 でも、なんかね、駐車場を入ったときに感じた違和感。場所も場所だけに大入り満員な美術館とは思っていませんでしたが、それにしちゃあ寂しくない? 「ねえ・・・・今日月曜日だけど、ここって市営じゃない?月曜って普通・・・・」と言いかけた私の言葉は事実を受け入れたくない相方によって抹殺された訳ですが、やはりというかなるべくしてというか、入口は固く閉ざされておりました・・・。 月曜休館。 「おれ、こんなのばっかり・・・・。」 さて、ここで上記の写真をご覧になっていただきたい。 曇り空の涼しい日であったとはいえ、まだ8月のこの日、相方が長袖なのは何故か。(写真右が相方。左は・・・左は・・・あれ~??【断るまでもないが私ではない】) それは、相方が「三平になりたい」と齢36にして、わけのわからないことを言い出したから。釣りキチ三平をご覧になったかならわかるだろうか、 これをこの美術館のある増田町からほど近い三平のお膝元、鳥海山でやりたいと言い出したのである。 出発前日の朝、「ノリコ、赤か濃紺の長袖Tシャツなんか持ってなかったっけ?」と問われ、「え?持ってないよ。なにに使うの?」と言ったところ、「いや、三平しようと思って。」と訳のわからないことを言い出されて正直この人、どうしちゃたのかしらん。と思ったのは事実。 まあ、どこに旅行に行こうにも竿を持って行きたがる人だから、このくらいのことは想定内か。めんくらったのは一瞬だったのも事実。 私が持っていたら私のTシャツを着ようと思っていたコト自体に無理がある気がするが、元々私も赤の長袖Tシャツなど持っていなかったので、家近くにある山口県から出て来た某大手衣料店で買うことを提案して、私は結婚式に出かけたのだった。 そして、相方が購入したのがこの水色Tシャツ。運良く白の開襟シャツも、それっぽい麦わら帽子も元々持っていたので、それも持参してのことである。普段「妥協王」といってはばからない相方ではあるがこの熱意。 「俺の三平ーーー。」と言う切ない叫びを残して、秋田方面に戻りながら、鳥海山付近で30分でもいい、釣りをさせてくれ。麦わら帽子をかぶらせてくれという相方の希望に添うべく、車を走らせます。 相方の心に連動するが如く、天気も涙模様。 おおん、おおん。 ところがこれが。川がないんですわ。川に関する下調べはしていなかったんですね。川原くらい鳥海山付近にはいくらでもあるだろうと。したらば、無い無い、川がない。 途中、せせらぎとも言える美しい川があったので「今!今!綺麗な川があった!!」と大騒ぎしましたら「いくらなんでもあれじゃ小さすぎる。」と言われていまいました。 「俺の竿、4メートルあるんだよ、あの川じゃ向こう岸に着いちゃう。竿、縦にしないと。」とつぶやく相方の声がまた悲壮で・・・。涙涙。 結局川が見つけられないうちに海っぺりの町、「象潟」についてしまいましたので、薄情な妻は、頭を切り換えて、道の駅で両親にお土産など送ってご満悦。 後ろでは「俺の三平・・・俺の釣り・・・・竿も帽子も持ってきたのに・・・・・。」
by kyoe_noriko
| 2006-08-28 14:00
| 秋田旅行
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